前回はロードスターが手元に届くまでをお話ししました。
今回から、車検を通過しナンバープレートを取得するまでのプロセスを何回かに分けて
見て頂きたいと思います。2回くらいで終わらせたいなぁ。
ヤバそうな部分がないかだけ点検していきます。
まずはジャッキで車体を持ち上げ、タイヤにがたつきが無いか各輪をゆすって確認します。
これはアームやロッドエンドにガタが出ていたり、ブーツが破けて水が入り中のジョイントが
腐ったりしていないかの点検です。
また抵抗なくタイヤが回るか確認し、ブレーキやホイルベアリングの固着がないか点検しました。
ブーツ類の亀裂、パッド残量もこのタイミングで確認しておきます。パッドはデイトナの赤パッドみたいなのが付いていました。
タイヤも溝はあるし問題はなさそうですが、ヒビだらけなので近いうちに交換します。車検は大丈夫・・・でしょう。
ちなみに足回りはなんとスウェーデン・オーリンズの車高調整ダンパーが付いています。
オーリンズとはいえ一体何年前のものかわからないので、乗ってみて修理の必要が出てきたら
OH、修理費用が高く付きそうです。現時点でオイル漏れ等はありませんでした。

冷却水は綺麗そうだったのと、前オーナさんがマルハモータースの二層ラジエターに
昨年交換したようなので今回は換えていません。

エンジンオイルのディップスティックがニギリ部分からから折れていたので交換しておきます。
ここはよく折れるようですが、わたしの車も当然折れていました。

点火プラグは結構きれいに焼けています。もったいないかもしれませんが、安いモノなので交換してしまいました。
アンダーカバーを外し、エンジンオイルを抜きます。
ちなみに、エンジンオイルの交換はわたしのような青空整備だとお店でやって貰った方が
廃オイル処理やパッキン等鑑みてトータル安くつくのですが、今回は車検切れのため
店まで持っていけないため仕方なく家で交換しています。久々に自分でやりましたが面倒です。
フィラーキャップの周囲からオイルが滲んでいたので確認すると、キャップのOリングがパリパリになっていました。
安いものですのでこちらも交換です。
エンジン本体はセル一発始動なので問題はなさそうですが、始動時に急ブレーキのようなスキール音がします。
おそらくファンベルトだと思うので、サクッと交換していきます。
余談ですが、ロードスターは電動ファンなのでこのベルトで直接的にファンを回しているわけではありません。
これもファンベルトと呼んでいいのでしょうか?便宜上ファンベルトと呼びますが、間違っていたら教えてください。
レトロなロードスターBPエンジンは、今どきのサーペンタイン式と異なりベルト2本で構成されています。
奥側のベルトでオルタネータとウォータポンプ、手前側のベルトでエアコン、パワステを駆動しています。
ということはエアコン、パワステレスのグレードであればこの手前のベルトは不要なんでしょうか?
あまりに大変だったため、写真を撮る余裕すらありませんでした・・・
というのも、手前側のファンベルトこそ簡単に外せましたが、奥側のベルトの張り具合を調整するオルタネータの固定ボルトがまったく緩みませんでした。

よくわからんポンチ絵を描いてみましたが、ボルトが固着しているのはともかく、オルタネータのすぐ後ろにスロットルボデーと吸気マニホールドを支えるためのステーが付いているので、
うまく工具がかからずトルクを掛けにくいのが原因です。伝わるでしょうか?
結局、上記のステーを外すことにしました。
ボルト三本で留まっていますが、アルミにタップを立てているような雰囲気なので 締めるときには注意します。適当に締めるとなめてしまいそうです。
とはいえ、このステーを外しても工具を振るスペースがありません。
ここは首振りジョイントのソケットがないと結構厳しそうな部分です。
ちなみにこの周辺にはエンジンオイルフィルターも付いています。
写真では撮っていませんが、雰囲気としてはJZX100系の1JZのフィルター位置に似ています。
(伝わるのかわかりませんが・・・)
ということはフィルター交換のたびに、このステーを取り外す必要があるということでしょうか。
もともと横置きで使うファミリア用のエンジンなので、その辺の兼ね合いで仕方がなかったのかもしれませんね。

いきなり写真が飛んでベルトの写真になってしまいましたが、ご覧のようにパッキパキでした。
あとは逆の手順でベルトを換えて、ペッペッと張りを良い感じにして完了です。

最初の方の写真から何の変化もなく見えますが、作業した私にとっては大きく改善されたように見えます(笑)。
続いて車内の確認ですが、ここまで結構長い文章になってしまいましたので
この続きはまた次回。またお会いしましょう。














